体質改善を始めた当初は蕎麦(そば)ばかり食べていた
僕は、日々の不摂生が原因で、うつ・疲労感・眠気・ニキビが治らない異常な状態になっていました。5箇所以上の病院に行くも、その原因はわからず途方に暮れ、仕事のパフォーマンスも明らかに低下していました。
その後様々なキッカケにより、東洋医学に出会い、食生活の大切を学びました。
そんな僕に、東洋医学の先生(黄 龍英 先生)くれたアドバイスは、食に関するアドバイスは、
・砂糖摂取の根絶
・亜麻仁油の摂取
・羊肉(ラム)の摂取
・モロヘイヤの摂取
であり、朝食を抜き、シンプルな食生活を心がけるよう、アドバイスをもらいました。
外食で砂糖・炭水化物・糖質を抑えるのは非常に困難!
当時の僕は、まだ一人暮らしで外食が多かったため、上記のような食材を摂取するのは非常に困難でした。
砂糖摂取根絶の意味は、白砂糖を含む食品はもちろんですが、糖質の高い炭水化物も減らすという意味も含まれていました。
仕事が忙しく、僕が夕食時にやっているお店は、牛丼チェーン店・ラーメン屋・ファミリーレストランぐらいしかなかったので、もろ炭水化物生活でした。
また日頃のストレスもあり、お腹いっぱいまで食べないと気がすまない状態でした。
外食で、糖質を減らす方法を考えているある日のランチに、ふと富士そばに入ります。
そしてすかさず先生に確認。「先生!蕎麦(そば)は食べても大丈夫ですか?」と。すると、黄 龍英 先生は、蕎麦はOKだけど、「十割蕎麦じゃなきゃダメだよ!」とのことでした。
「十割蕎麦」とはつなぎ(小麦粉)を使用しない蕎麦粉100%のお蕎麦です。十割蕎麦は原料費が高くなり、つなぎ(小麦粉)がない分、ちぎれやすいため、市場にあまり出回らないのです。
大手蕎麦チェーン店では、蕎麦粉と小麦粉が半々ぐらいで、市販の値段が安い蕎麦に至っては、8割ぐらい小麦粉のものもあります。もうこうなると蕎麦というよりうどんです。
蕎麦にこだわっている専門店でも二八蕎麦(蕎麦粉8割・小麦粉2割)がいいとろで、なかなか十割蕎麦を提供しているお店はありません。
それからというもの、近所・通勤ルートの蕎麦屋めぐりです。時間・コスト・立地条件等の理由から、大手蕎麦チェーン店(富士そば・ゆで太郎・小諸そば)に行くことが多くなりますが、余裕がある時は、蕎麦粉比率が高い蕎麦屋さんに行きました。
しかし、蕎麦屋さんには、モロヘイヤに変わる野菜が少ないので、結局、富士そばが多かったです。富士そばにはほうれん草のおひたしが100円であるので、「ゆず鳥ほうれん草そば」にさらにほうれん草のトッピングが主食になりました。(ほうれん草・鶏肉も先生に確認済みでまぁOKとのこと)
1週間14食のうち、5食から10食は「ゆず鳥ほうれん草そば」、あとは家に帰って亜麻仁油をそのままスプーンで飲み、その他余計なものは一切食べないというシンプルな食生活を1か月以上続けた結果、
明らかに、疲労感・眠気が改善し、思考がクリアになっていくのをはっきり感じました。
体重も68kgぐらいが60kgを切っていました。
そのような食生活を2〜3ヶ月間続けたら、今度は逆に少し日々のパワーが出なくなってきた感じがしてきたので、その頃から少しづつその他の物を食べ始め、食べる量も少し増やしました。
蕎麦はどんなに食べても太らないスーパー食材であることを確信した出来事でした。