僕は、食生活を疎かにした結果、
徐々に仕事のやる気・成果が落ちてしまいました。
一度こうなるともう悪循環で、やる気も仕事も人間関係させも悪化していき、
「うつ病」になりかけてしまいました。
ですから、僕はなにより自分の身体に投資をし、
何が自分の身体に必要で、何が不必要なのが、
ずっと研究しています。
その研究の過程で、
東洋医学からとても多くのことを学びました。
古来中国には「練精化気(れんせいかき)」「練気化神(れんきかしん)」「練神化虚」という教えがあります。
「精」を鍛錬し「気」と化し、「気」を鍛錬し「神」と化し、「神」を鍛錬し「虚」に帰る。
「精」とは体の力、体力です。
「気」とは心の活力、精神力・集中力・意志力です。
「神」とは神の段階、大きな知恵です。
「虚」とは虚しいといういみではなく、偉大な生まれ変わった自分という意味です。
歴史上の偉大な発明・発見・思想・哲学・科学など人間が考えだしたとは思えないような考えは「神」の段階の力の働きです。
成功者が「アイディアがふと湧いてきた。」と言ったりしまますが、
「神」の段階の力の働きです。
大きな知恵や新しい自分を手に入れるには順番が大事なんです。
まずは体を鍛錬して、次に心を鍛錬する必要があるのです。
僕も自己啓発が好きで、多くの「思考は現実化する」的なポジションシンキングに関する書籍を山ほど読んできました。
多くの書籍には「健康」や「体力」も重要とは書かれていましたが、
いまいちピンときていませんでした。
うつ病になりかけ、東洋医学を学び、
10年かけてようやく「身体」の重要性がわかったのです。
今の社会には、
「身体」を蝕む要素が山ほどあります。
パワフルな身体さえあけば、なんでもできますし、
パワフルな身体だけで、ライバルを出し抜けます。
自己啓発の書籍に投資するのも、ある程度は必要がもしれませんが、
自分の身体に投資したほうがよっほど効果があります。